今や受信した経験がない人を探す方が困難な悪名高きスパムは、社会問題となっている。これら迷惑メールを排除するスパムフィルター代わりとしてGmailを利用した撃退法を紹介する。
(2007年9月号)
迷惑きわまりないスパムの実態
当講座1回目03年9月号は、「スパムってなんだ?の巻」でスタートした。4年前は「スパム」が何なのか解説が必要だったのだ。今や月曜日の朝は出勤と同時に週末に溜まったスパム掃除というご時世だ。メーカ調査によると、ネット上の電子メールの86%はスパム。
特にスパムを大量に受け取っている年齢層が、5~60代で「回避の知識に乏しい中高年層が大量のスパムを受け取っている」という分析結果もある。スパム処理に要する時間は、1日5分。男女とも50代以上の層で処理時間が長くなっている。今回は、簡単で効果のある対策をお届けする。
北京と日本の違い
日本では、1日1通以上のスパムを96%のユーザーが受信しているが、平均8通と割と少なめ。北京ではと言うと、日本語以外に中国と英語圏からの送信も加わり、1日100通以上が迷惑メールというケースもある。
スパム対策は、実際北京のプロバイダが提供するフィルタリングサービスを利用することもできるが、スパムメールを一件ごと手動で削除する利用者が大半なのだ。
会社で一度作ったメルアドを簡単に変えることは現実問題として難しい。アドレスを新しく変えたとしても数ヶ月もすればまた同じようにスパムはやって来る。気が付けばスパムがメールの大半を占めているのが現状だ。
スパム撃退大作戦
さて、ぱそ次郎の提案は、Googleが提供するGmailとの併用だ。Gmailは、無料WEBメールでありながら、スパムの捕獲能力が抜群に優れている。強力なフィルターによって「迷惑メール」トレイに高い確率で自動選別してくれる。この機能を利用しようという作戦なのだ。
さて、北京のメールサービスの大半が263ネットだ。この263サービスにもフィルタリング機能はあるのだが、精度が今ひとつ。今回の作戦は、現地のメルアドに来たメールを丸ごと自分のGmailアカウントに転送してしまうのだ。
設定は、http://wm.263xmail.com/にアクセス、
①自分のアカウントにログイン後、
②「郵箱設置」|「自動転発」を開き、「転発到指定用戸:」欄に
③予め容易した自分のGmailアドレスを転送先として記入。
④「在郵箱保留副本」(転送後データを保留)チェックを外して完了。

更にGmail宛てに入ったはpopサーバーを介してOutLookなどメーラーの受信トレイに取り込むことが可能なので、Gmailを使っていることも忘れて仕事に専念できるというわけだ。
この記事を書くにあたって120時間試したところ、スパムの捕獲362件だったのに対し誤判定が僅か3件、必要なメールの誤判定は1件と最高の結果を得ることができた。誤判定は、「迷惑メールの解除」ボタンを押すだけで学習する。このような利用方法は、工夫次第で幾通りも考えられるので、自分の環境に合わせて試して欲しい。
いや~、それにしても本当のメールがこんなに少なかったのかと思うとちょっと寂しい。
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PCを使っている時「こういう時どうしたらいいかなぁ」「こんなこといまさら聞けないよ」
ってことがあると思うけど、そんなときはぱそ次郎に聞いてみよう! |
Q: デフラグツールのトラブル解決方法
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ぱそ次郎さん、こんにちは!私は、デフラグツールを知り合いに教えてもらってから、PCのデフラグ(データの断片を最適化すること)を毎月しないと気がすまない性格です。先日、Eドライブのデフラグ中に停電が起きてから調子が悪くなり、同じところでデフラグが止まります。解決方法を教えて。
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A: チェックディスクとペアで使おう
デフラグ好きな几帳面な方は、結構多い。でもやり過ぎは考えもの。HDDに負担がかかるので半年に一度で十分ですよ。
それとデフラグ実行前には、先ずチェックディスク(XP以前のスキャンディスク)を行い不良セクタと呼ばれるゴミを掃除しなくちゃ!
不良セクタとは、マシンがフリーズした時にリセットするタイミングでできるHDDの傷みたなものだ。
不良セクタを含んだままデフラグを使用すると、たった一回の操作でもシステムが破壊されることもあり、デフラグは意外にリスキーだよ。
今回の停電のケースでも先にチェックディスクを試してはどうかな?

デフラグ中の画面
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ぱそ次郎への質問、皆どしどし応募してね~
次回は「Google入門(2)」だよ。 |
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