Vol. 45 北京一年生のPCライフ(2)

北京のインターネット環境をがっちり把握
ケースに合わせてWEB&現地メールを利用

 

 先月に引き続き、今回も北京1年生の皆さんに役立つPC講座をお届けするね。日本の10分の1程度の通信速度、ネット接続のみ可能なアクセス提供会社など、北京のインターネット環境は日本のそれとは大きく異なる。
(2007年5月号)

環境の違いを理解しよう

 中国のインターネット環境は、日本ほど調ってはいない。通信速度ひとつ取っても日本のように数十メガが当たり前の世界とはちょっと違う。中国では512K~1M速度が普通で、日本の10分の1以下の速度が標準になる。
サービスの違いも大きい。中国ではアクセスポイントとメールアカウントが個別に提供されていることだ。日本では、アクセスポイントと「ユーザーアカウント=(イコール)メルアド」が定食ランチのようにセットになっている。

所変わって中国ではアクセスポイント提供会社は、ネットへの接続をさせてくれるだけだ。メルアドは、アドレスを発行する会社が別にあるということを理解しよう。インターネットの仕組みが判っていれば、実のところ合理的なのである。

最初はWEBメールから

 中国でよくあるインターネットサービスとは、公寓LANにしてもADSLにしても、「接続サービス」にすぎない。日本のメルアドを継続して利用している人は、日本のプロバイダーに使用料金を払い続けながら、更に北京でアクセスポイントにもお金を支払っていることになる。北京でお金を払いたくないからと言って国際電話で日本のプロバイダーに繋ぐなら、電話代の方がずっと高くなる。
中国に何年か住む予定なら、日本の契約を解約しよう。これから海外生活が長くなりそうだという方は、その国で接続ポイントを契約して、WEBメールに切り替えるのが最もスマートな解決方法だ。
特にアウトルックなど専用メールソフトと併用できるGoogleのG-mailアカウントがあれば、世界中どこでもメルアドを持ち歩ける。中国の仕組みの方が、シンプルな分だけ応用が利くのだ。最近はぱそ次郎もG-mail派だよ。
(中国では、マンションを「公寓」と呼んでいる)

中国のメルアド

さて、会社勤めの方は、いったいどうしているのか。一概に言えないが、駐在員事務所では、メールサーバーが日本にある日本のアドレスが多く、有限公司に勤務の方は、現地の中国のメルアドに切り替えている感じだ。現地代表的な“263網絡”や“新網“の企業郵局サービスがポピュラーで、ドメイン名を割り当てて<社員名@会社名.cn>という形で契約ができる。個人は、WEBメールで十分と思うのだが、予備や記念として現地アドが欲しい方に、当社管理のPostBJ.net を(定員6名様)ご用意します。
お問合せ:ぱそ次郎まで。(北京のアドレスプレゼントは終了しました)

263網絡http://www.net263.com/
新網http://www.xinnet.com/



困った時のぱそ頼み
ぱそ頼み
PCを使っている時「こういう時どうしたらいいかなぁ」「こんなこといまさら聞けないよ」 ってことがあると思うけど、そんなときはぱそ次郎に聞いてみよう!

Q: 停電でパソコンが壊れた

おたまちゃん


先日、停電で工場にあるPCが同時に壊れました。自分が使っていたいPCは、ワードで文書を作成中、保存もしていませんでした。停電は直ぐに回復したのですが、パソコン本体の主電源が入らなくなり、それっきりです。修理に出しましたが費用も掛かりました。再発防止に何が必要でしょうか。

A: 無停電電源装置やサージ・プロテクターで有効な対策を!

北京の停電は少なくなったほうだけど、災害は忘れたころにやってきますよね。対策として、無停電電源装置 (UPS)という機器があり、北京の多くのオフィスや工場で使用されてる。サーバーなど重要な文書を保存している機器には、マシンを自動シャットダウンさせるUPSの機能も必要。北京では毎年6月頃に雷や暴風雨などの自然現象から来る電圧と電流の一時的な上昇も起こりやすく、トランシエントやサージと言って結構危ない。サージ・プロテクターという機器をコンセントに入れてパソコンを保護できるので、是非予防処置を!

ぱそ次郎への質問、皆どしどし応募してね~

次回は「ITと内部統制(1)」だよ。