Vol. 35 本気でセキュリティ強化(3)

PCの検査も人間ドッグと同じ感覚で
あらゆる角度からセキュリティ度をチェック

 

 自分の健康に自信がない方も人間ドックで診断を受けるとしばらく安心だよね。ウィニーによる機密情報漏えいなどパソコン使用に不安を持っている方も多いはず。今回はセキュリティ診断の受け方のコツがテーマです。(2006年7月号)

セキュリティ診断のススメ

PCも人間ドックのような検査をしておけば、安心だったりする。例えば、自分の体に不安があるなら、生活習慣病の「高血圧」「糖尿病」に加えて、心配なところ検査してもらう。これでしばらく安心して生活ができるよね。PCや会社のネットワークが壊れてしまったら、仕事が進まなくなって大変な事態になるよねぇ。ましてや情報漏えいがどんなに大変なことか頭では理解できるはず。にも関わらずセキュリティ対策を真剣に考えようにも具体的にどうしたら良いのか判らない。そんな不安の解消、解決を行うサービスが「セキュリティ診断」なのだ。セキュリティ診断はネットワークにつながっているあなたのパソコンが実際外部からどう見えるのかチェックしてする。空き巣のようなハッキングの容易な箇所のチェックや攻撃に対する脆さなどを検査してもらえるサービスなのだ。

セキュリティ診断のメニュー

診断サービスの費用は、数万円から30万円以上と幅広く業者によって内容もいろいろ。人間ドックと似ていて、費用のかかるコースになるほど検査項目がに多くなり、いろいろな角度からセキュリティの具合をチェックしてもらえる。もし問題があれば、安全対策のアドバイスや処置を施す作業も含まれている。基本診断では、外部から擬似アタックという方法などを用いて侵入経路がないか調べる。拡張診断となると、専門家によるハッカーの視点からみた診断もやってくれる。主な診断内容を挙げてみよう。

リモート診断、オンサイト診断、企業内PCの現状把握、社員のセキュリティ意識調査、クライアントPC診断、カテゴリー別診断、運用設定状況の評価、 具体的な対策手順 ウィニーなど情報漏えいにつながる可能性のあるソフトウェアの有無

(セキュリティ診断のメニュー例)


効果的な利用方法とは?

気になるのは、診断サービスを依頼した効果と費用のバランスなんだよね。うまくサービスを利用するには、自分が使っているネットワークの規模に応じたサービス見つける必要がある。受けるコツとして、どのように依頼するのが判らない場合は、信用のできそうな会社を探して、「何も判らないけど」と正直に話すことも大切。しかし、サービス内容と相場を知る努力は必要。身の丈にあったメニューを選ぶコツとしては、いま自分の使っている環境とネットワークやパソコンの用途を明確にして、業者に正しく伝えることも大切だ。




困った時のぱそ頼み
ぱそ頼み
PCを使っている時「こういう時どうしたらいいかなぁ」「こんなこといまさら聞けないよ」 ってことがあると思うけど、そんなときはぱそ次郎に聞いてみよう!

Q: 中国でメールの受信だけできなくなった

おたまちゃん


北京と日本を行き来しています。いままでは日本で取得したメールアドレスを使って北京のプロバイダ経由で問題なく利用できていたのですが、6月に入って受信だけできない現象が出るようになりました。送信は常にうまくできているだけに理由が判りません。

A: 複数のアカウントを持とう

中国のインターネットは、6箇所情報センターで管理されているんだ。まあ「情報版・万里の長城」といったところか。6月から海外(日本)の普通のメールサーバーにアクセスの制限を加えたようで、多くの外国人が影響を受けたみたい。メールの伝達の仕組みから、送信と受信は経路が異なるけど、今回は海外の受信サーバー側に制限を加えられた。最近のメールは、WEBでも受けらるようになっているから、WEBのアドレスを調べてそちらで受信できないか、トライしてみて。今回は同時期にgoogle検索も使えないなど不便な環境となってしまったが中国でよくあること。対応策として複数の現地のアカウントも持つことをおすすめするよ。

ぱそ次郎への質問、皆どしどし応募してね~

 

次回は「いまさらウィニー」だよ。