Vol. 12 デジカメ!よくあるご質問 の巻

 


 ぱそ次郎へ寄せられる質問の中で特に多いのが、デジカメ撮影後のデータの扱いについてだ。パソコンへ転送する方法は?メールで送っても迷惑にならないサイズとは?大画面から小画面にする方法とは?大きさを変えないで画質だけ落とせる?今回はみんなの共通した疑問に一挙にお答え!

パソコンに転送できない
(2004年は、北京でもデジカメが急に増えた年でした。パソコンに転送できないという問合せが、殺到した年でもあります。)
 「デジカメを買った」「写真を撮った」「メモリーがいっぱい」ここまでやってからパソコンに転送できなくて。。。とう質問が良くある。中には、デジカメの中は写真でいっぱいなので、新しい写真が撮れなくなった方も。従来の写真ならDPEサービス店に現像を依頼するのだがデジカメの場合は、自分のパソコンで見ないと意味がない。
「パソコンが新しいデバイスを認識しない」という原因が一番多い。メモリーリーダー経由でPCへデータを送る方式、カメラとPCを直接ケーブル接続する方式がある。どの方法もドライバーソフトの設定が必要で初心者には厳しい。

購入を検討中なら:
 初めて買う人が見落としてしまうのは、パソコンと簡単につなげる機種かどうかの確認。値段だけ見て決める人に失敗例が多いようだ。転送ソフトとケーブルがデジカメ本体とセットになっている機種がよい。パソコン側にも問題があり、USB端子の動作が不安定または、端子その物が無い機種がまだ多く現役だ。
特に4年前(2000年頃のマシン)の機種はうまくできない事が多く、予算が許されるならパソコンも同時に購入するのも一つの手段だ。激安ショップの店員は売りたいものを勧める傾向があり、北京に持ち込んでから失敗に気づくことも。それよりもパソコンに詳しい友人の方が頼りになる。

購入後の解決方法:
 ドライバーソフトを最新版にしてみよう。不具合の情報と改善されたドライバーソフトを提供しているメーカーのWEBは利用価値がある。それでもできない場合は、複数のPCで試して現象が同じか調べることで解決のきっかけとなる。

画素数の目安

 デジカメ初心者とって最初の難関が画素数という単位のイメージ。従来のDPEショップで現像してくれるプリントは、約600万画素に相当する。パソコン画面で例をあげると、旧式PCで800×600ピクセルの場合で48万画素。最近(2004年当時)多く見かける17インチでは、1280×1024で130万画素、リッチな大型画面の場合で約190万画素となる。表示する側がこんな現状では、最近のデジカメで撮れる300万画素全体をパソコンで見るのは困難なだよね。それじゃ300万画素はなんで必要かと言えば、印刷の時点差が出てくるという訳だ。メールやホームページの作成などが主な人ならば高画素モデルにこだわることはないよね。スナップ写真をメールする場合、400×300ピクセル程度にリサイズした方が良い。このリサイズ操作により、オリジナルデータが約1.6MBだったのが50KBと飛躍的に軽くなりメールマナーに反しない。

「小さく」ができない!

 ぱそ次郎も初めてパソコンを触った時は、「何から何まで分からないことばかり」だった。判ってみれば何でもない操作が、初心者にすれば質問すら大変なことなんだよね。さて、写真のリサイズについて質問は非常に多い。ファイルの大きさは、縦横の大きさ以外に画質とも深い関係がある。つまり画面で見る大きさと保存したファイルの大きさは一致しない。これが初心者にはますます判らない。リサイズ操作を(縦横を縮小する作業)圧縮ソフトで行うと誤解している方が多いが、実際は画像編集ソフトでの作業となる。
では、簡単な画像編集のソフトで手軽にできるリサイズについて説明しよう。
  Officeに含まれている「Microsoft Photo Editor 3.0」は、みんなのパソコンにも最初から入っているソフトだ。余計な機能がなく画面もシンプルで操作も単純。
このソフトの場合「リサイズ」のことを「サイズ変更」と表現している。
「幅」「高さ」と書かれている画面で適当なサイズを入れて試してみれば使い方はすぐに理解できる。その他、デジカメ附属のソフトでも、殆ど同じことができるのでいろいろ試してみよう。
  この処理は縦横の画素データを実際に減らしているので、自ずとファイルの大きさも軽くなる。他の方法としてファイル自身を軽くするには、保存時の画質指定が効果的だ。同じ面積の写真でも画質を犠牲にすることにより減量ができる。
殆どの画像処理ソフトにこの機能があり、「JPEG形式の圧縮の指定」などと呼び、(1-100)の範囲で指定できる。数値が低い程小さくなるが、画質も相当劣化するので自分の目で許容範囲を選べばOKだよ。実験の結果、ソフトによっても画質に差があることが判った。中には人物の表情が変わってしまうソフトもある。この場合は、「JPEG形式の圧縮の指定」の値を調整するか、他のソフトも並行して試してみるとよい。


「Microsoft Photo Editor 3.0」の圧縮率を指定する画面

パー子と金太郎1
目盛70で保存した画像 画質を保ったまま軽くなった。
(モデル:パー子&金太郎)



目盛11で保存した画像 画質が劣化して油絵みた
いになった。ファイルサイズはわずか6KB



今度はきれいな画質のまま 210×152ピクセルまでリサイズ、ファイルサイズ23KB

  他にも画像処理を目的とした商品が多く出ている。明暗や輝度、色彩の微妙な調整ができて、その上フィルター効果多数な「Adobe Photoshop」はプロ好みだ。このジャンルのソフトの中で別格だ。Photoshopがあまりに性能が良過ぎなのか、お札のデータを扱えないような仕組みまが導入されていたことが判り最近話題になった。

 

 

次回は「新種続々ネット上の脅威の巻