Vol. 7 PCを中国で買おう の巻
 

 今月のテーマは、リクエストを頂いた「PCを中国で買おう」。
ぱそ次郎は、大陸上陸10年目。北京購入5代目デスクトップPCで原稿を書いている。初めての人は、どんなところに注意して購入したら良いのだろう。ぱそ次郎の経験を基に問題点を中心にご紹介しよう。

 

大丈夫なの日本語環境?

~日本人には日本語のPCが必要なのです~
海外で購入するとなると避けて通れないのがPCの日本語環境の問題。PCの世界では、基本はすべて英語環境で開発されるので、手を加えなければ英語版が標準なのだ。
英語圏外では英語が、日本では日本語が、中国なら中国語が使えるように自国の言語に合わせて基本ソフトがインストールされている。北京でPCを購入すると当然「中文版Windows」が入ってくる訳だね。「ソフトがなければ只の箱」とまで言われるPCだけど、日本語のPCが欲しい僕らにとって、中文環境PCは只の空箱に近いのだ。買ったら直ぐに日本語のWindowsを入れ直す作業が待っている。


購入したら、いきなりバイバイしなければならない中文版Windows

危ない!日本語OSへの中国製のソフトインストール
(現地で多いトラブルワースト1)

日本語のWindowsには絶対に中国製のソフトをインストールしてはならない。アプリケーション、ゲーム、ドライバー類のどれも中国製のソフトはインストールできないだけでなく、アンインストール(元に戻す為にソフトの設定を取り消すこと)もできなくなり大変なことになる!しかも、表面上はインストールができてしまうソフトが沢山あるんだ。現地の日本人のパソコントラブルの一番の原因。 日本語のPCに英語版のソフトをインストールするのは問題ない。


キーボードのキーポイント!

中国では、ハードはハードだけ、WindowsXPなど基本ソフト(OS)は全部自分で用意する。OSのインストールから全部自分でやる必要がある。また、中国のキーボードは、基本的に英語104キーボードが広く使われており、日本語109キーボード購入は困難。但し、ハードその物は完全に互換性があるし、海外で生活するなら英語104キーボードに慣れても損はない。英語104キーボードでも問題なく日本語入力はできる。

[ ぱそ次郎 技術用語 キーボード ] 

104キーボード 【104 keyboard】 読み方 : ヒャクヨンキーボード
PC/AT互換機向けキーボードの規格の一つ。IBM社がアメリカで使っている101キーボードをベースに、Windowsキー2つとアプリケーションキーを加えたもの。Windows 95と共に登場し、アメリカでは広く普及している。中国でも大半はこの104キーボードが使われている。

日本語109キーボード 【109 keyboard】読み方 : ヒャクキュウキーボード
PC/AT互換機向けキーボードの規格の一つ。標準の101キーボードをベースに、キーにカナを刻印し、日本語向けの5つのキーを加えた日本語環境向け106キーボードに、Windowsキー2つなどを加えたもの。


(この文章を勝手にコピーして他のWEB、印刷物で使うことを禁止します)

大丈夫なの電源?

~中国では電源電圧が違うんです~
日本から新品のプリンターを持ち込んで、初日から電圧を挿し間違えて、まるで漫画みたいに黒コゲにしてしまう人も少なくないようです。こんなときは、中国で購入する有利さを一瞬感じてしまうのですが、逆の問題もあるんだ。 「帰国後はとても不便です。」
結論:「郷にいれば郷に従え」ということわざがあるように、買えるものは、中国で買ってしまうのが簡単な場合が多い。例えばプリンターなどを重い変圧器と一緒に日本で調達するよりも中国で買った方がずっと簡単だ。この国に来たらこの国のやり方(マシンも)を取り入れてみるのも悪くない。安い周辺機器なら使い切るつもりで中国製を買ってみるのも良い。但し、附属のドライバソフトは英語版が附属してことを確認してね。中国で作られたドライバソフトはシステム破壊や文字化けの原因になるから要注意!


[ ぱそ次郎 技術用語 電源について ] 

日本から持ってきて使える物:  (100V~240Vどこでも使える)
ノートパソコン  (一部の日本メーカの古い機種を除く)。

日本から持ってきて使えない物: (変圧器が必要です)
デスクトップPC  殆どのメーカ、殆どの機種が100V対応です。
プリンター    100V対応が圧倒的に多く、挿し間違えのワースト1。
スキャナー   附属のACアダプターの半数は海外対応。


気をつけよう!カエルにヘビ柄~!

~店頭での購入は、自分の考えを持って~ 
中国の服装市場で服を選んでいると、ちょっぴりおせっかいな店員さんはカエルの僕に「とってもお似合いです」とお店で一番高いヘビ柄のダボダボのスーツを勧めたりする。高いPCを選ぶ場合、なおさらのことスペックや用途を明確にしてないと変な物を買って後悔するかも知れない。逆に「ケースがちょっと曲がっていても気にしないで、ネットとメールだけちゃんとできれば、文句ないよ」と言う人もいるでしょう。中国の場合は特にこの点に注意すれば気に入ったマシンは見つけ易くなる。

結論: あなたのPCの用途は何ですか? それを明確に店員に伝える努力をしよう。

パソコンはどこで買う 
~詳しい人に頼むという手も~
北京の北西には中関村というPC市場の集合地区があって結構有名。時間が少ない方が近所で探すとなれば、藍島デパート西へ100Mの「 」(朝陽区朝外大街10号)が充実。取り扱う商品は、ほぼWindows系で占められていて、日本のように簡単にマッキントッシュを見つけることはない。どちらにしても「とことん暇と根性がある人にだけ」お奨めの場所です。実際にPC購入となると、あれこれと考えてしまい、何も買えなくて疲れて帰ることが多いのだ。

末っ子のスマイル三郎君の話し
彼は、PCの部品を買って組み立てるのが得意だ。
三郎君にちょっとインタビューしてみました。

「リスクと自分の時間と予算のバランスが大切です」
「いまこうして組立てPCで安くあげられるようになるまでに沢山の時間と勉強の費用がかかりました」「PCが苦手な人には日本から持ち込むことを素直に勧めます」
「周辺機器なら探せば欲しい物が結構手に入るよ。」

また、購入の場合、技術や知識よりもズット大切なのが、「中国語」と「交渉力」だったりもする。動かないハードを買っちゃった時でも、泣き寝入りせず交渉して交換できる能力がなければ、安いと思って買ったPCが簡単にメーカー製より高くなっちゃう。

結論:
自身のない人は、その道の詳しい人や専門の会社に頼もう!
こちらに長く住むつもりの人で、OS(基本ソフト)からインストールできる人は、デスクトップPCが良いかも!どちらにしても、日本語のソフトの持参はお忘れなく!

次は、「ワード・エクセル・パワポ」だよ。