落とし穴注意! こんなに違う中国規格
パソコンの性能が高くなるにつれて、プロフェッショナルな用途にも利用できるようになった。一口にパソコンと言っても、いろいろな使い道がある。用途が変われば、避けて通れないのが専門知識だ。VCD制作に直接関係はないんだけど、映像の話が出たついでに中国と日本のテレビ放送の違いについて簡単に説明するね。
NTSC VS PAL
日頃からお世話になっている、カラーテレビジョン(テレビ)だが中国で見ているテレビ放送は、PAL(パルと読む)形式で日本やアメリカで使われているNTSC形式とは違うのだ。つまり、「日本のテレビを中国に持ってきても番組は見れない」ということである!
(^-^;) そんなことも知らなくて何年も中国に居たなんてショック。
別に知らなくても大した問題ではない。この中国で中国製のテレビを普通に見ているなら、問題にならない。しかし、VCDを作るとなるとちょっと困ったことになる。ビデオ映像は、ビデオテープに録画しても、PALやNTSCの方式がそのまま引き継がれる。日本で買ったビデオテープにPAL方式のビデオを録画すれば、そのままPALで保存できる。つまり、テープ自体は、入れ物と考えたらよい。中国のビデオデッキで普通に中国の放送を録画すれば、特別処理をしない限りPAL映像なのだ。これだけ知っていれば、問題が起きても自分で考えることができる。
中国のテレビは万能にできていて、このNTSCとPALの2つ方式の違いを自動的に吸収して何も違いが無かったかのように映る。日本のテレビではこれができない。同様にビデオもこのような機能が標準的に付いているから凄い。NTSCやPALの知識を勉強するより、全部の機器を中国産で通すことがかえって簡単かも知れない。
ただ、ここで作ったCDを日本に持ち帰る場合にNTSC受像機だと見れない。
| [ぱそ次郎 技術用語 テレビ放送の方式] |
NTSC:
アメリカ、カナダ、日本、韓国などで使われている。
PAL:
イギリスやオーストラリア、欧州、中国、アジアの一部と南米諸国で使われている。
SECAM :
ついでに、フランス、中東、東欧諸国で多く採用されているSECAMについても少し。最近普及しているDVD 規格では SECAM をサポートしていないので、SECAM 各国では DVDを見る時に PAL 方式で一端再生した信号を SECAM へ変換して見ている。東欧へ行く予定がある人は覚えておこう。
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VCDを作ろう
動画データの編集が終わったら(1月号:Vol.5参照)次はいよいよCD-Rへのデータ焼きこみ作業だ。

Pinnacle Studio8 Make Movie画面
先月本誌で紹介した動画編集用ソフト[Pinnalce Stadio Ver8] の中からも直接VCDが作れるので、とても便利だ。画像編集が終わったら、[Make Movie]画面に切替えるとVCDへの焼きこみ画面が現れる。このソフトは編集後のデータを普通のビデオテープにダビングすることもできるので驚きだ。さらにホームページで公開したり、メールで添付して送れるように小さいデータに圧縮する機能まで附属している。
[Pinnalce Stadio Ver8]以外にも中国で簡単に入手できそうなソフトをひとつ紹介すると
[Nero Express] がある。このソフトはCD-ROMのコピーソフトとして有名だが、このメニューの中にある[Videos/Pictures]の機能から、動画データや画像等素材データを指定して、[Burn](焼きこみ開始ボタン)をクリックするだけで、VCDができてしまう。
マシンカエルの僕ができるので、みんなも大丈夫だと思うけど、どちらのソフトも、先にCD-RやCD-RWの使い方に慣れておく必要があるから、その辺はパソコン雑誌なども参考にして欲しい。

nero Express CD-RコピーソフトでVCDを作る
ディスクの整理
最後にぱそ次郎が使って便利だと思っている油性マーカーペンを紹介。
CD-Rが増えるとレーベル面にタイトルを記入したくなるよね。でもボールペンや油性マジックでの書込みは、回転ムラやデータ破損の原因になる。水性ペンだと全然書けないし、トホホと思っていたところに、三菱鉛筆からCD-R用マーカー[MediaX]という専用のペンが出ていたのを発見!これはマジにお奨め。
http://www.mpuni.co.jp/lineup/signpen/mediax/index.html
100円ショップでも見掛けるヨ!

三菱鉛筆 CD-R用マーカー[MediaX]
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