Vol. 16 DVDに強くなる(1) の巻

 


ぱそ次郎一通のおたよりを頂く。「いきなり質問ですみません。韓国でビョン様の出演DVDをボックス丸ごと買ったものです。日本製のDVDプレーヤーでは見られませんでした。どうしたらよいでしょうか?」質問に答えながらDVDに強くなるヒントを説明しよう。

なんで韓国のDVDは日本製プレーヤーで見られないのよ?

 韓国旅行中に購入したイ・ビョンホンのDVDを日本製のDVDプレーヤーでは再生できない・・・。これは、メーカーがDVDを地域ごとに管理するために設定した『リージョン(地域)』と呼ばれる規格のせいなんだ。韓国のリージョンコード(地域管理コード)は3、日本は2、中国は6と市販DVDは国や地域で再生に制限があるのだ。
韓国でDVDを買うとコード3が書き込まれているので、コード2を基準した日本のDVDプレーヤーでは再生できない。
この問題を回避するには、3つの方法がある。ひとつは、パソコン上でDVDをコピーして、リージョンを日本向けのコード2に変更する。もうひとつは、パソコンで直接再生して見る。しかし、どちらもパソコンが必要だし、なんだか難しそうだ。

 そこで登場するのが3つ目の方法、中国製の「なんでもアルアルヨDVDプレーヤー」の購入だ! 中国製のDVDプレーヤーは、リージョン限定なしという規格で売られている。早い話が全世界のDVDがそのまま再生できるってこと。「韓流」ブームの影響で、アジア(韓国)のDVDを再生できる「中国製のリージョンフリーDVD」が日本で注目されているのも納得できる。当コーナーの読者は、北京に住んでいる方が多い(ハズ)なので、このアルアルDVDマシンは簡単に購入できるわけだ。というか、日本製のきちっとした規格のプレーヤーは売ってない。(^ー^;)

しかし、一見完璧な中国製DVDも、日本に持ち帰って使うときには多少の調整が必要になる。それは、中国のTV映像がPAL方式を採用しているからだ(日本はNTSC方式を採用)。仮にリージョンコードが一致しても、プレーヤーとテレビの映像方式が異なるから、画面が乱れて鑑賞できない。それに電圧が中国国内用の220Vになっている場合もあるからスペックのチェックは念入りに!

(カコミ1)
日本でのPAL問題解決方法はこれだ!(便利順):

1 PAL方式→NTSC方式への変換機内蔵のDVDプレーヤーを購入
2 NTSC / PALを再生できるDVDプレーヤーに市販のPAL方式→NTSC変換機を購入
3 マルチシステムテレビ(PAL方式など各国対応のテレビ)を購入


5回の命でDVDを見る

 もう一つDVDについての質問をもらった。
「ぱそ次郎さん! ちわっす。パソコンでDVDを見ようとしたら『地域コード変更・変更は5回までです。あと4回』と出てきました。どうやら中国で買ったDVDを見たのがいけなかったようです。あと4回の変更をしたら一体どうなるのでしょうか?」


うーん。しかし5回とは随分と中途半端な制限だ。例えば、「冬のソナタ(韓国語版)」を見てから「となりのトトロ」を見て、次に中国で買ったDVDを見た段階であと2回。もう一度「となりのトトロ」を見たら残り1回じゃないか!
そこで、実験してみたところ、最後の5回目に見たリージョンで固定されてしまいました。5回目に中国のDVDを見ると、もう永久に中国のDVDしか再生できなくなります。
記事のためとは言え、自分のパソコンが中国のリージョンで終了しちゃったのはショックだっだ。。。。(^-^;)

コピーガード・キャンセラーを使ってのソフトの複製は法律で禁止されており、これと混同しやすいのだが、実はリージョンフリー化やマルチリージョン改造は違法ではない。リージョン切換えがゼロになったPCにリージョンフリー化ソフトをインストールすれば、無制限に切換えができる。でもソフト使用後のDVD装置のトラブルについて、メーカーの保証はない。

DVD焼き~、いかがですかぁ

 北京でDVD記録メディアも、3~10元と安くなっている。(2004年12月)そんなわけで、ぱそ次郎思い切って内蔵型DVDドライブを購入してみた。

Pionner DVD

映画など4GBもあるようなデータをDVDにコピーできる装置だ。北京で良く売れているPIONEERのDVDドライブを調達した。一昔前のCD-ROMドライブでもコンボという装置を使ってDVD再生はできたけど、焼くこと(ライティング)はできなかった。DVD記録メディアが10元を切るようになった今は、映画を見ること以外にもCD-RW装置に取って代わるバックアップ用途として認識されているみたい。

(ぱそ次郎技術用語1)
PAL方式(中国のテレビ規格):
日本で一般的に市販されているDVDプレーヤー、テレビモニター等は、PAL方式には対応していません。PAL方式に対応しているプレーヤーやモニター再生環境が必要になります。PAL方式の再生機器は、数が少ないけど日本国内で販売されている。


(カコミ2 記録に必要な容量の対応表)

● ワードで作成したA4用紙の文書1ページ→約30KB
● デジタルカメラで撮影した写真1枚→100KB~2MB
● 録画したテレビ番組などの動画像2時間分→4~5GB
(1000KB=1MB)

これを使って何ができるのか、次回をおたのしみに!

 

次回は「DVDに強くなる(2) の巻