いわずと知れた携帯音楽プレーヤーiPodの小型版、iPodmini(アイポッド・ミニ)はメーカーの予測以上に売れて在庫がないらしい。この秋、ここ北京でもiPodは売出し中だ。上位モデルでは、10,000曲の音楽をポケットに入れて持ち歩きができるとか。
本当に便利なの?
フロッピーが付いてないノートPCがもはや主流になっている。初めて使うパソコンのOSがWindowsXPだったりするユーザーには、なんの違和感がないんでしょうねえ。フロッピーでないとどうしても保存した気持ちになれないお父さんは大変だぁ。
今一体どういうことになっているの?。中国でもパソコンデータのやり取りにUSBフラッシュメモリデバイス(以下、USBメモリ)を使うのが普通になった。(2004年の記事)
使ってみるとこれは本当に便利だ。USBメモリに入れて持ち歩けるデータは、パソコンで保存できるデータなら何でもOK。ワード、エクセルファイルだけではなく、画像、動画、音楽ファイルのようにフロッピー一枚では入り切らない大きなデータを扱えるので広く普及したんだ。そのUSBメモリも大容量化とコスト競争から路線を変更して、単体で再生する機能が付加されるようになった。
今では、マイクロフォンを内蔵してボイス録音、FMラジオや音楽の再生機能が付く所まで進化中だから「便利過ぎてワケわからんアルヨ!」状態なのだ。携帯音楽プレーヤーを買っても、USBメモリとして使えるし、その逆も同じなのだ。最近、フロッピーが消えたと思ったら、携帯メモリが進化を遂げて、こういう事になっていたんだ。
http://www.pconline.com.cn/digital/audio/hddmp3pince/
こちらは、中国国産の携帯音楽プレーヤーの価格と性能を徹底的に比較している中文ホームページ。中国では、携帯音楽プレーヤーのことを単純に「MP3」の名称で呼んでいる。従来のメモリ型ではなく、ハードディスク型に人気が集まっているのは、iPodと同様に何百曲もの大量の音楽を携帯できる点にある。中国語でiPodタイプのプレイヤーを「硬件MP3(北京ではインジャァァルMP3)」と呼んでいる。
http://digi.pchome.net/mp3/
こちらは、実際にどんな商品が中国で購入できるのか、メーカー別に細かく紹介されている。気になる価格だが、「硬件MP3」の5GBタイプで2,180元、低価格の「MP3」128~256MBタイプで400~700元。600元前後の機種は豊富で目移りしてしまう。それほど機能に差が出る商品ではないので、好きなデザインを購入しても問題ない。
「WEBマスターより一言:2008年4月時点で4GB~8GBクラス商品がHDDからメモリに移行しており、USBメモリーは4GBで150人民元を切ってしまいました」
★★ 中国製の携帯音楽プレーヤーでも最低これだけの機能がついてる
囲み:
簡易型ボイスレコーダー (テープレコーダー代わりに声の録音に使用する)
● マイクロフォン内蔵
● ADPCM(.WAV)フォーマットでリアルタイム録音
● メモや会議の録音に最適 (10分録音の場合のファイルサイズ約5MB)
USBフラッシュドライブ (フロッピーの代わり、データ保存用途)
● 携帯に便利な小型軽量USBフラッシュドライブ
● ドライバソフト要らずでデータファイルのリード/ライトが可能
※ Windows 98SEはドライバが必要
● オフィスのパソコンと自宅のパソコンとのデータ交換に最適 |
ぱそ次郎の場合、正直iPodを買うお金があったら全部レコードに使っちゃうんだけど、中国製のMP3なら何とか手が届いた。今となっては、携帯電話同様になくてはならない道具だ。

ぱそ次郎所有の携帯音楽プレーヤー(左)
iPodのメーカー、アップルコンピュータの広告には、10,000曲を持って外出する時のMDとiPodの比較表がある。これにクラブDJが使うアナログレコードも補足して比較してみよう。
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レコード |
MD |
iPod |
| 10,000曲を持ち歩く場合の総重量 |
約2000枚のレコード約500Kg
持ち歩き?あり得ねえっす
|
約500枚のMD
約9kg |
iPod本体のみ(40GBモデル)
約176g
|
| 音楽CD(60分)を購入して、音楽を楽しむまでにかかる時間 |
× |
約75分 |
約9分 |
| 音楽以外の機能 |
× |
× |
○ |
10000曲を持って外出しようぜの表
多くの音楽データを持ち歩くクラブDJは、一晩のクラブプレイにおよそ150枚のアナログレコードを準備する。音楽データだけでも総重量37Kg。同じ分量の音楽をMDに入れると9Kgになり、iPodだとたったの176gでポケットに入ってしまう。重さだけではなく、記録媒体となるメディア交換が瞬時にできるのも大きなメリットだ。通勤中に満員電車の中でMDの交換するのは大変だよね。クラブの現場にiPod1個持ってDJできたらどんなに楽になることかトホホ。

(ぱそ次郎2008年コメント:このときはまだアナログレコードでDJしてましたなぁ@CLUB Vics)
MDでチマチマ録音なんて
あー大変!大変!面倒なことに音楽するにもパソコンが使えないと始まらない時代だ。早い話がカセットテープの代替えとしてメモリに記録ができる技術が進歩し、パソコンがラジカセになっちゃったようなもんだ。今やラジカセどころかMDさえも昔の骨董品となる日が近くなった。ぱそ次郎なんか一回もMDを使ったことがないのに‥。
ところが、この面倒なパソコンでの録音もいったん覚えてしまえばマジに重宝する。
ここで紹介するのは、iPodのおまけみたいなもので、iPod購入者でなくても利用できるiTunesというパソコン向けソフトだ。

iTunes 操作画面 (2004年当時のiTunes)
このソフト壊れてるんじゃない?と思う程すごい。iTunesをパソコンにインストールしたら、早速に音楽CDを挿入してみて!。Importというボタンをワンクリックするだけで、自動的に曲を読み込んで覚えてしまう。つまり、パソコンの中に録音してしまうのだ。ジャンルや年代毎にプレイリストという概念で曲の順番を好みに応じて並べ替えることができる。良く判らないけど「我がまま」モードというのもある。
パソコン上での録音操作はこれでOK。 1枚のCDの録音から曲の整理まで15分もあれば終わる。確かに今時MDで録音していたら日が暮れますなあ。お出かけ前にiPodに附属のケーブルで全曲シンクと言う機能を使えば、CD1枚分の音楽をわずか5秒という高速転送できるから、化粧の時間も増える(誰が?)と言うワケだ。
お金がなくて、iPodなんか買えない!でも大丈夫!iTunesでパソコンの中に録音した音楽は、中国製の携帯音楽プレーヤーでも普通に利用できる。ちなみにiPodと一般の中国製の携帯音楽プレーヤーとの大きな違いは、保存できる記憶メディアの違いだけ。安いプレーヤーでも曲数にして20~100曲の容量はあるから、学校や会社に持って行くのには十分だ。
iTunesで録音する音楽を中国製のプレイヤーで再生する方法:
[編集]|[設定]|[インポート方法]から、[MP3エンコーダ]を選んでOK。何も変更をしないとiPod向け“m4a”形式のファイルができる。この形式では普通のMP3プレイヤーでは認識できない。
その他、「iTunes」のようなメディアの録音、再生ソフトには、「Windows Media Player」や「RealPlayer」があり、それぞれ特徴がある。
この原稿を書いている時、デジカメとMP3プレイヤーが一緒になった携帯電話の発売予定の記事が飛び込んできた。Sony Ericssonno(中国)の携帯電話S700cだ。ぱそ次郎のバッグに入ってる3つの小道具がひとつで済むワケだ。ヤレヤレ、また欲しいものが増えてしまった。
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