Vol. 2 スパムへの対抗手段はあるのか?の巻
 

 中国語で意味不明な広告メールが山のように送られてきてとっても迷惑!すでに社会問題にまでなっている。 ウィルス対策ならソフトが買えるけど、スパム対策ソフトなんて存在するの? あるならその効き目は? それもダメなら、相談できるところがあるの? 今月も読んでお得な情報「安心・快適・ネット術」をばっちり提供します。

  簡単には止まらないスパム! 簡単には変えられないメルアド

 ぱそ次郎が持っている二つのアドレスを用途別比較してみたら、傾向が判った。 
 スパマーはホームページを渡り歩いてアドレス収集しているようだ。 info@pasojiro.com をぱそ次郎のMyホームページに掲載し、これとは別に個人のjiro@pasojiro.com を信頼できる知人とのやり取りで約1年、ホームページに記載されたアドレスへのスパムは非公開のアドレスの約5倍以上の量のスパムが来るようになった。 そうかと言って公開しない訳にも行かないし。 トホホ。

個人用スパム対抗ソフト

 スパム激増にトホホと困ってしまったぱそ次郎、対抗策を練ることに。
北京の街角でよく見かける新聞スタンドをのぞいてみました。パソコン雑誌も結構種類があるなぁ~。キョロキョロ。スパムを取り扱う記事!あった!
“低档垃圾邮件”(低俗なゴミメール)などと形容され、中国でもやはり嫌われ者。
ホットな話題なのかね~、中国でもスパムの特集本が何冊も出ている。
その中で今こちら中国の雑誌に取上げられているソフトをいくつか紹介するね。
   JunkSpy2.02
 MailWasher2.0(β)
 Matador1.0
 Norton Internet Security2003
 SpamAssassin Pro 2003
 SpamCatcher2.1h
 SpamKiller
 SpamNet
 

記事の中では、SpamCatcher2.1h が評価が高い。(誤判定による大切なメールの消失が少なくてスパムの減少を抑える能力が高いものが評価の基準) しかし、英語版のソフトばかりで日本で購入できる物は少ない。
実際に購入が簡単のは Norton Internet Security2003なんだけど、スパム対応としての機能の評価はイマイチ、誤判定は少ないのだが、素通りも一番多かったんだ。
最近の進んだアンチスパムソフトは、リアルタイムにユーザ間でのスパマー情報の共有と更新ができるものまであるんだって。困っている者どうしがスパマーリストを構築し始めているんだよ。
でも、調べが進むにつれて、どんな優秀なソフトでも個人向けソフトの場合は、スパムのシャットアウトには限界があることが判ったんだ。
自分のメールサーバにまで大きなゴミが来てしまうことには変りがないんだ。そもそも、メールを無事に読むのが目的で作られたネットワークで、メールを受けなくするんだから。。。ソフトでの判別には限界があって当然なんだ。

インターネット接続サービスプロバイダーも苦戦中

 何か他に良い方法がないものか?!とプロバイダーに相談したら、専門家達も結構苦労してる。スパムの影響で取り扱うデータ量が増加 → 通信帯域幅を増加 → より多くのスパム業者発生と悪循環に陥るプロバイダーもあるんだって。日頃からスパムと戦っているISP技術者の苦労は一般のユーザとは別にあるんだ。
中国でSARSが大流行した4月末頃、「非典」(GBコード)と2文字をメールタイトルに入れて送信できなかった。ISPによっては、同時に15名以上へCCで送信することができない。前者は、コンテンツのフィルタリングで後者は不特定多数への送信の制御、どちらもスパム対策が理由だ。
 プロバイダーでは、個人への被害よりも、スパムが与える「ネットの渋滞」をいつも気にしている。そのせいか、スパムの相談をすると親身に聞いてくれる。ぱそ次郎が1週間かけてスパムの送信元など詳しい情報をISPに提供した結果、スパムは90%以上も減少し、数年前のレベルにまで回復したのはうれぴい。

そんなプロフェッショナルな彼らが使っているのが、「業務用のISP向けスパム対策ソフト」う~~ん。マニアック!!。ISPはやっぱり彼ら専用のスパマー撃退ソフトを使っていたんだ。

 ぱそ次郎、今月の1ポイントアドバイス

 スパムメールは、記録を保存して統計を取ろう。ウィルスとは違うので、感染等の心配はない。(スパムが感染している場合があるが別物) スパムがいつ頃から発生して、どのように増加していったのかをプロバイダーに提出する。中には恥ずかしいコンテンツが多くて保存できないという方もいるようだが、泣き寝入りしない為にもメールの保存が後々有効になる。

次回は「北京のブロードバンドについての巻」 お楽しみに!